【厳選】販売中止になったアイス17選!再販情報や懐かしの味を徹底解説
【厳選】販売中止になったアイス17選!再販情報や懐かしの味を徹底解説
子どもの頃に夢中になったアイスが、いつの間にかお店から姿を消していた……そんな経験はありませんか。多くの人を魅了した販売中止になったアイスは、私たちにとって忘れられない思い出の一部ですよね。
ただ、中には復活を遂げた「幻のアイス」も存在します。この記事では、なぜ人気アイスが販売中止になるのか、そして多くの人が「もう一度食べたい」と願う懐かしいアイスについて、その再販情報や背景を詳しくご紹介します。
この記事を読むと、以下のメリットがあります。
- 販売中止になった人気アイスの具体的な商品名が分かります
- 「幻のアイス」の再販情報や復活の事例を知ることができます
- ロッテや明治、森永などメーカーごとの廃盤アイスの動向が把握できます
- アイスが販売中止になる理由や背景が理解できます
多くの人が「もう一度食べたい」と願う販売中止になったアイス
- 幻のアイスの再販事例とその背景
- 懐かしの絶品!もう一度食べたい販売中止アイスランキング
- 期間限定アイスの終売とその魅力
毎年、多くのアイスが市場に登場しては姿を消していく中で、特に消費者の心に残り、「もう一度食べたい」と熱望されるアイスが数多く存在します。ここでは、そんな伝説的なアイスたちの再販事例や、多くの人が復刻を願う懐かしいアイス、そして期間限定商品の終売について掘り下げていきます。
幻のアイスの再販事例とその背景
過去には、一度販売中止になったにも関わらず、消費者の強い要望によって再販された「幻のアイス」があります。
「あの味が忘れられない!」といった声が、メーカーを動かすこともあるのですね。
例えば、赤城乳業の「かじるバターアイス」は、バター本来の風味を再現した斬新な味わいで、SNSを中心に話題となり、2021年2月の発売後、わずか1週間足らずで完売しました。その後、購入希望の声が多数寄せられ、2021年9月14日には数量限定で再販されています。このように、消費者の熱烈な支持が再販へと繋がるケースがあります。
また、セブン-イレブン限定で登場した「ジョエル・ロブション ショコラ~オレンジと練乳のソースで~」と「ジョエル・ロブション ストロベリー~タヒチ産バニラとホワイトチョコで~」も、発売後すぐに完売したプレミアムアイスバーです。これらの商品は、その人気に応える形で2016年12月13日に販売エリアを拡大して復活を遂げました。
フタバ食品の「エルコーン」も2019年3月に販売終了となりましたが、復活を望む声により、2021年3月にはフタバ食品の公式オンラインショップで一時的に再販されています。これは、SNSなどでの呼びかけが企業に届いた好例と言えるでしょう。参照:フタバ食品公式
懐かしの絶品!もう一度食べたい販売中止アイスランキング
多くの人が「もう一度食べたい」と願う販売中止になったアイスは、世代を超えて記憶に残る存在です。ここでは、特に惜しまれつつも姿を消した人気アイスをいくつかご紹介します。
販売終了していてショックなアイス トップ5
1位:明治乳業の「うまか棒」(1979年発売、2019年販売終了)
2位:雪印乳業の「宝石箱」(1978年発売、1983年販売終了)
3位:森永乳業の「ダブルソーダ」(1983年発売、2017年販売終了)
4位:前田産業の「チューペット」(2009年販売終了)
5位:森永製菓の「クレープ屋さん」(1988年発売、現在販売なし)
明治乳業の「うまか棒」は、バニラアイスにチョコとナッツをコーティングしたアイスバーで、発売当初は九州限定でした。また、雪印乳業の「宝石箱」は、バニラアイスの中にフルーツの香りのする氷が散りばめられた斬新なアイスとして、ピンク・レディーがCMに起用され一世を風靡しました。
森永乳業の「ダブルソーダ」は、1本のバーを2つに分けて食べられるユニークな商品として親しまれました。前述の通り、2017年に販売終了しています。他にも、フタバ食品の「里のくり」は2022年にファミリーマート限定で復刻版が発売されるなど、一部の商品では期間限定の復活を果たすこともあります。
さらに、ロッテアイスの「ザクリッチ」や森永製菓の「チーズスティック」など、数年前に販売終了したアイスも、根強いファンからの復活を望む声が上がっています。
期間限定アイスの終売とその魅力
アイスの中には、最初から期間限定で発売され、一定期間が過ぎると市場から姿を消す商品も多く存在します。こうしたアイスは、その希少性から発売直後から話題を集め、人気を博すことが少なくありません。
赤城乳業の「かじるバターアイス」は、2021年2月に発売された後、わずか1週間弱で完売したことは記憶に新しいでしょう。前述の通り、後に再販されましたが、初めての販売は限定的な期間でした。
また、「ジョエル・ロブション」監修のプレミアムアイスバー2種も、2016年9月に数量限定で先行販売され、SNSで大きな話題となり、すぐに完売しました。これらの商品は、特別なコラボレーションや素材の希少性から、期間限定で販売されることが多いです。
期間限定だからこそ、「今買わないと!」という気持ちになりますよね。
ただ、期間限定で終売を迎える商品の中には、その人気から定番化を望む声が多数寄せられるものもあります。ロッテの「ザクリッチ」のように、季節限定フレーバーが多数販売されていた商品も、惜しまれつつ終売となりました。
なぜ?人気アイスが販売中止になる理由とメーカー別動向
- 販売終了アイスまとめ!メーカー問わず惜しまれた商品たち
- ロッテで廃盤になった幻のアイスたち
- 明治の販売終了商品と一時休止の背景
- 森永のなくなったアイスと終売の事情
- 人気アイスが販売中止になった主な理由
- コンビニエンスストアで消えた人気アイス
多くのファンを持つ人気アイスでも、ある日突然、販売中止になることがあります。ここでは、その主な理由と、主要なアイスメーカーごとの廃盤動向について詳しく見ていきましょう。
販売終了アイスまとめ!メーカー問わず惜しまれた商品たち
アイスは毎年多くの新商品が発売される一方で、残念ながら販売中止になるアイスも少なくありません。ここでは、メーカーを問わず過去に終売となった主なアイスをまとめてご紹介します。
| メーカー | 商品名 | 販売終了時期(目安) |
|---|---|---|
| ヨックモック | シガールアイスクリーム | 〜2020年 |
| 森永乳業 | ダブルソーダ | 〜2017年 |
| 雪印乳業 | バニラブルー | 〜2011年 |
| ロッテ | ぎゅぎゅっと | 〜2017年 |
| フタバ食品 | エルコーン | 〜2019年 |
| グリコ | リンクルアイス | 〜2016年 |
| 大塚食品 | シャーべ | 〜2018年 |
| 森永乳業 | 100円みぞれ | 〜2018年 |
| 森永乳業 | カップかき氷コーヒーフロート | 〜2018年 |
| 明治 | アンパンマンのキッズアイス | 〜2020年 |
| 前田産業 | チューペット | 〜2009年 |
| エスキモー | チェリオ | 〜2010年 |
| ロッテ | ザクリッチ | 〜2018年 |
このように、多くのアイスが時代と共に姿を変え、または市場から姿を消していることが分かります。
ロッテで廃盤になった幻のアイスたち
ロッテもまた、多くの人気アイスを世に送り出してきましたが、惜しまれつつも廃盤になったアイスがいくつかあります。
ロッテアイスの「ぎゅぎゅっと」は、2017年に販売を終了しています。製造・販売終了の明確な理由は公表されていませんが、多くのファンに惜しまれました。そして、ロッテの「ザクリッチ」も2010年に発売され、2018年に販売を終えています。コーンの内側がチョコでコーティングされたザクザクとした食感が特徴的でした。
補足ですが、かつて存在した株式会社ロッテアイスは、2018年4月1日付で株式会社ロッテに吸収合併され、法人としては消滅しています。これにより、「雪見だいふく」や「爽」、「モナ王」、「クーリッシュ」といった商品は、現在では株式会社ロッテが直接製造・販売しています。
また、2002年には雪印乳業のアイスクリーム事業をロッテが継承し製造販売していましたが、2011年3月31日をもってロッテアイスは「雪印」ブランドの使用を終了している歴史もあります。
明治の販売終了商品と一時休止の背景
明治もまた、数々の人気アイスを手掛けてきましたが、販売終了になった商品や、一時休止になったケースが見られます。
前述の通り、明治乳業の「うまか棒」は1979年に発売され、2019年に販売終了となりました。子どもの頃に食べた思い出のある方も多いのではないでしょうか。
また、明治の「アンパンマンのキッズアイス」も、2020年頃に販売を終えています。
【一時販売休止の事例】
明治の「チョコレートアイス パフェ 185ml」は、JANコードの一部に誤認識の事例があったため、2024年12月19日に販売を一時休止すると発表されました。これは、90円高い別の商品として会計されてしまうという問題が発生したためです。参照:明治公式サイト
さらに、「meiji THE PREMIUM Gran(グラン)」シリーズ4商品も、2012年8月27日の発売後、当初の計画を大きく上回る売れ行きで注文に応えられない状況となり、同年9月12日に販売を一時休止するという異例の事態となりました。これは、人気がありすぎて供給が追いつかないという、ある意味での「嬉しい悲鳴」と言えるでしょう。
森永のなくなったアイスと終売の事情
森永製菓および森永乳業も、多くのアイスを市場に出してきましたが、惜しまれながらもなくなったアイスが多数あります。
森永乳業の「ダブルソーダ」は、2017年に販売終了となりました。これは、販売量の減少が主な理由とされています。また、「100円みぞれ」も2018年に終売となりましたが、その理由は年々売り上げが右肩下がりで減少したためで、2000年から2017年にかけては4分の1以下にまで落ち込んだことが背景にあります。
さらに、森永乳業の「ビエネッタ」は、2025年3月31日をもって販売が終了となることが発表されています。この終売の理由は、オランダのユニリーバ社とのライセンス契約の終了によるものです。これは、ブランドのライセンス契約が製品の寿命に影響を与える具体的な例と言えるでしょう。参照:森永乳業公式サイト
その他にも、森永製菓の「クレープ屋さん」(1988年発売、現在販売なし)、「みぞれバー」(1999年販売終了)、「バニラエイト」(2000年頃販売終了)など、懐かしい商品がすでに市場から姿を消しています。
人気アイスが販売中止になった主な理由
人気アイスが販売中止になる理由は一つではありません。主に、以下のような要因が考えられます。
アイスが販売中止になる主な理由
1. 売り上げの減少
2. 製造コストの上昇
3. 販売元の企業合併や事業撤退
4. ライセンス契約の終了
5. 製造ラインの老朽化や設備更新費用
6. 消費者の嗜好の変化
7. 原材料の調達困難
8. 誤認識などの予期せぬトラブル
例えば、森永乳業の「100円みぞれ」や「ダブルソーダ」は、売り上げの減少が終売の決定打となりました。
一方、前田産業の「チューペット」は、製造工場のライン設備老朽化と、その更新にかかる多大な費用が問題となり、2009年8月に生産終了が公表されています。設備投資の負担が製品の存続を左右するケースもあります。
前述の通り、森永乳業の「ビエネッタ」は、ユニリーバ社とのライセンス契約終了が販売終了の理由です。ブランドや技術の契約関係も製品の供給に影響を与えることがあります。
また、明治の「チョコレートアイス パフェ 185ml」のように、JANコードの誤認識という予期せぬトラブルによって一時販売休止となるケースもあります。このように、販売中止になったアイスには、実に様々な背景が存在しているのです。
コンビニエンスストアで消えた人気アイス
コンビニエンスストアは、新作アイスがいち早く並ぶ場所ですが、同時に終売となったアイスも多く存在します。コンビニ限定で販売されていた人気アイスが、ある日突然姿を消してしまうことも珍しくありません。
「この間まであったのに!」と、がっかりした経験がある人もいるのではないでしょうか。
赤城乳業の「かじるバターアイス」は、コンビニエンスストアを含む全国のスーパーで販売され、その斬新さから即完売となりました。この製品も、当初は限定販売の形で登場しました。
セブン-イレブン限定で発売された「ジョエル・ロブション」監修のプレミアムアイスバーも、前述の通り、その希少性から非常に高い人気を博しました。
一方で、ファミリーマート限定では、復刻版の明治乳業「うまか棒」(2023年4月)や、フタバ食品「里のくり」(2022年)が数量限定で発売されています。これらの復刻版は、コンビニエンスストアという身近な場所で手軽に購入できるため、多くのファンに喜びをもたらしました。
セブン-イレブン限定でも、復刻版の森永製菓「みぞれバー」(グレープフルーツ味)が2022年に発売されています。このように、コンビニエンスストアは、過去の人気アイスの復活の場となることもあり、今後の動向にも注目が集まっています。
販売中止になったアイス:まとめ
ここまで、販売中止になったアイスについて多角的に解説してきましたが、最後に重要なポイントをまとめます。
- 多くのアイスが毎年新作として登場し、同時に販売終了となる
- 販売終了の理由は、売り上げ減少、製造コスト、ライセンス契約など多岐にわたる
- 赤城乳業「かじるバターアイス」やフタバ食品「エルコーン」など、幻のアイスの再販事例がある
- 明治乳業「うまか棒」や雪印乳業「宝石箱」は「もう一度食べたい」と願う声が多い
- 期間限定アイスは希少性から発売直後から話題を集めやすい傾向にある
- ロッテアイスの「ぎゅぎゅっと」や「ザクリッチ」は惜しまれつつ廃盤になった商品である
- 明治の「チョコレートアイス パフェ」のようにJANコード誤認識で一時休止になるケースもある
- 森永乳業の「ビエネッタ」はライセンス契約終了が理由で2025年3月末に販売終了となる
- 森永乳業の「100円みぞれ」は売り上げ減少により生産終了となった
- 前田産業の「チューペット」は製造設備老朽化が販売終了の背景にあった
- コンビニエンスストア限定で、過去の人気アイスが復刻販売されることがある
- 消費者の強い要望が再販や復刻に繋がる場合もある
- 今後も、時代とともに姿を消すアイスと、新たに登場するアイスがあるでしょう
- 思い出のアイスを振り返ることで、新たな発見があるかもしれません
- 気になるアイスがあれば、公式サイトやSNSで最新情報を確認することをおすすめします