【日曜も安心】抗原検査キットはどこで買える？購入ガイド

「日曜日に急に体調が悪くなり、抗原検査キットが必要になったけれど、どこで買えるのだろう？」このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。休日ということもあり、開いている店舗が限られているのではないかと不安に感じるかもしれません。

この記事では、日曜日に抗原検査キットを安心して購入できる場所と、その際の注意点について詳しく解説いたします。

日曜日に抗原検査キットが手に入る具体的な場所がわかります
ドラッグストアやコンビニでの購入時のポイントが理解できます
通販サイトを利用する際のメリット・デメリットや注意点が把握できます
国が承認した「体外診断用医薬品」を選ぶ重要性がわかります

日曜日に抗原検査キットが買えるリアル店舗

ドラッグストア・薬局での購入：日曜日の営業状況は？
コンビニエンスストアでの購入：手軽さのメリット・デメリット
24時間営業の店舗で今すぐ手に入れることは可能？
休日に購入する際の注意点と確認ポイント
価格の比較：リアル店舗での抗原検査キット

ドラッグストア・薬局での購入：日曜日の営業状況は？

抗原検査キットは、多くのドラッグストアや薬局で取り扱いがございます。しかし、これらのキットは「第一類医薬品」に分類されることが多く、薬剤師による説明が義務付けられています。

注意点
そのため、薬剤師が不在の時間帯や、薬局が定休日の場合は購入できません。日曜日に利用を検討している場合は、事前に店舗の営業時間と薬剤師の在籍状況を確認することが大切です。

ただ、日曜・祝日も営業している薬局・ドラッグストアも存在します。例えば、EPARKくすりの窓口のようなサイトを利用すると、日祝営業の薬局を絞り込んで検索することができますので、ぜひ活用してみてください。

また、一部のクオール薬局では、日曜日を定休日としている店舗がある一方で、第3日曜のみ営業している店舗や、日曜・祝日も通常通り営業している店舗もございます。長野市薬剤師会のように、休日・夜間当番薬局として抗原検査キットの取扱いがある薬局リストを公開している地域もありますので、お住まいの地域の薬剤師会や自治体の情報を確認することも有効です。

在庫状況は常に変動しますので、訪問前に電話で確認することをおすすめします。

コンビニエンスストアでの購入：手軽さのメリット・デメリット

「急な発熱で、日曜日にどこも開いていない！」とお困りの方もいらっしゃるかもしれませんね。そのような時、頼りになるのがコンビニエンスストアです。

セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなどの主要なコンビニエンスストアでも、抗原検査キットの取り扱いがあります。これは、緊急時に非常に助かる点です。

メリット
コンビニは24時間営業している店舗も多いため、急な発症や夜間の購入にも対応しやすいという大きなメリットがあります。

しかし、コンビニでの販売にはいくつか注意点もございます。例えば、ローソンでは薬剤師が在籍している店舗限定で販売されている場合があります。ファミリーマートでは一般用キットを扱っており、比較的購入しやすい傾向があります。

かつてセブン-イレブンでは、抗原検査カードを店舗で購入し、専用サイトで情報を入力すると検査キットが自宅に届くというサービスも提供されていました（2021年9月時点の情報）。現在も同様のサービスが提供されているかは、各コンビニの公式サイトや店頭で確認することをおすすめします。

24時間営業の店舗で今すぐ手に入れることは可能？

日曜日に抗原検査キットを今すぐ手に入れたいと考える場合、24時間営業の店舗が選択肢に挙がります。

前述の通り、コンビニエンスストアは24時間営業の店舗が多く、深夜や早朝でも購入できる可能性があります。ただし、ローソンのように薬剤師在籍店舗限定としている場合もありますので、全てのコンビニで24時間いつでも購入できるわけではありません。

ドラッグストアの中には、一部24時間営業の店舗も存在しますが、抗原検査キット（第一類医薬品）の販売には薬剤師の説明が必要なため、その時間帯に薬剤師が在籍しているかどうかが重要になります。マツモトキヨシやココカラファインでは、原則として調剤薬局の営業日・営業時間のみ販売しており、時間外対応は地域連携強化加算を算定している調剤薬局で実施されることがあるとされています。

厚生労働省は、連携強化加算の届出を行っている薬局に対し、休日・夜間を含めた抗原検査キットの販売対応に協力するよう要請していますが、これは必ずしも24時間対応を求めるものではなく、連絡に応じて速やかに販売するなどの対応も含まれます。そのため、事前の電話確認がやはり重要です。

休日に購入する際の注意点と確認ポイント

日曜日に抗原検査キットを購入する際には、いくつかの注意点がございます。これらのポイントを押さえておくことで、スムーズにキットを入手できます。

確認ポイント

在庫状況の確認：特に休日や緊急時は需要が高まり、品切れとなる可能性がございます。訪問前に必ず電話で在庫を確認しましょう。
薬剤師の在籍確認：ドラッグストアや薬局で第一類医薬品のキットを購入する場合、薬剤師による説明が必須です。営業時間内に薬剤師が常駐しているか確認してください。
国が承認したキットか：後述しますが、「研究用」と表示された未承認キットではなく、国が承認した「体外診断用医薬品」または「第一類医薬品」を選びましょう。
営業時間とアクセス：日曜日の営業時間を事前に調べ、交通手段なども考慮して、最も早くアクセスできる場所を選びましょう。

価格の比較：リアル店舗での抗原検査キット

抗原検査キットの価格は、販売店舗やメーカーによって異なります。主なリアル店舗での価格帯をご紹介します。

店舗の種類	価格帯（目安）	備考
ローソン	約1,000円	薬剤師在籍店舗限定
ファミリーマート	約900円から	一般用キット
スギ薬局	約1,000円から
ウエルシアドットコム	1,680円～1,980円（税込）	オンラインストア価格ですが、実店舗も概ね同等と推測されます

このように、コンビニエンスストアでは比較的手頃な価格で提供されているケースが多く見られます。一方で、ドラッグストアでは様々なメーカーの製品が揃っており、ご自身の状況に合わせて選ぶことができます。価格だけでなく、利便性や必要な種類なども考慮して選ぶことが重要です。

オンラインやその他で抗原検査キットを入手する方法

通販サイトでの購入：日曜日の発送と自宅への到着
オンライン診療サービスを利用した購入方法
「研究用」ではなく「承認済み」キットを選ぶ重要性
まとめ：日曜日に抗原検査キットを手に入れるための最終チェックリスト

通販サイトでの購入：日曜日の発送と自宅への到着

リアル店舗での購入が難しい場合や、事前に準備しておきたい場合は、通販サイトの利用が便利です。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトでは、多くの抗原検査キットが販売されています。

日曜日の発送や自宅への到着を希望する場合、いくつかの点に注意が必要です。楽天市場のように「当日発送」に対応している店舗もございますが、お届け先や注文時間によっては翌日配送になる可能性もございます。

メモ
ヨドバシ.comでは、抗原検査キット（医薬品）を全品無料配達で、即日・翌日お届けを実施していると記載されています。ただ、人気商品は「予定数の販売を終了しました」と表示される場合もあるため、常に在庫があるとは限りません。セイムスオンラインE-富士薬品のように、薬剤師からの情報提供メールへの返信後、薬剤師が確認し4営業日以内に発送という流れになるサイトもありますので、急ぎの場合は発送条件をよく確認してください。

また、うさぎ薬局オンラインストアでは「最短当日発送」を謳っていますが、休業日は発送されませんので、日曜日の注文・発送については事前に確認が必要です。

オンライン診療サービスを利用した購入方法

近年では、オンライン診療サービスを利用して抗原検査キットを入手する方法もございます。

例えば、オンライン診療サービス「ファストドクター」では、診察前に薬局などで販売している新型コロナウイルス・インフルエンザ同時抗原検査キットの利用を推奨しており、検査結果に基づき診断を行います。日本調剤との連携で検査キットを割引価格で購入できる場合もあるようです。このようなサービスは、自宅で医師の診察を受け、必要に応じて診断まで進めることができるため、非常に便利です。

オンライン診療を利用することで、日曜日に外出せずに専門家の意見を聞きながら、適切なキットの選択や診断を受けることが可能となります。

「研究用」ではなく「承認済み」キットを選ぶ重要性

抗原検査キットを選ぶ際、最も重要なことの一つが、国が承認した製品を選ぶことです。市場には「研究用」と表示された検査キットも流通していますが、これらは性能が確認されておらず、結果の信頼性に疑問符がつく場合があります。

重要な注意点
国が承認した「体外診断用医薬品」または「第一類医薬品」を選びましょう。「研究用」のキットは、たとえ陽性反応が出たとしても、健康フォローアップセンターへの登録や医療機関での正式な診断には使用できません。正確な診断や公的な手続きのために、必ず承認済みのキットを選んでください。

厚生労働省のウェブサイトなどで、承認済みの抗原検査キットリストが公開されていますので、購入前に確認することをおすすめします。参照:厚生労働省