ボルディエバターはどこで買える？販売店・通販・種類・価格を徹底解説

「幻のバター」とも称されるボルディエバターは、一度口にすると忘れられない深い味わいが魅力です。しかし、「ボルディエバターどこで買えるのだろう」「種類や価格はどのくらいなのだろう」と疑問に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。なかなか見かけないからこそ、購入方法や詳細について知りたいですよね。

この記事では、ボルディエバターの購入場所から、種類、価格、さらにはギフトとしての利用方法や保存のポイントまで、網羅的にご紹介いたします。ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むことで、以下のメリットを得られます。

ボルディエバターを販売している具体的な店舗やオンラインショップがわかります
ボルディエバターの平均的な価格帯と、日本とフランスでの価格差を理解できます
ボルディエバターの豊富な種類の中から、ご自身に合ったものを選べるようになります
ボルディエバターを贈答品として選ぶ際の注意点や、適切な保存方法がわかります

ボルディエバターはどこで買える？実店舗とオンライン購入先

まずは、ボルディエバターを実際に購入できる場所について詳しく見ていきましょう。実店舗とインターネット通販、それぞれのメリットとともにご紹介します。

百貨店（デパート）でのボルディエバター取扱店
高級スーパーでのボルディエバター販売店
その他の実店舗での購入可能性
ボルディエバター通販（オンラインショップ）の利用
ボルディエバター公式オンラインショップの利用

百貨店（デパート）でのボルディエバター取扱店

ボルディエバターは、日本国内の主要な百貨店のデパ地下、特に輸入チーズや高級食材売り場で取り扱われていることが多いです。具体的には、伊勢丹、高島屋、三越、松坂屋、マルイといった店舗で発見できる可能性があります。

百貨店では、ギフトとしても人気が高く、時期によっては特設コーナーが設けられることもあります。もしお近くの百貨店に足を運ぶ機会がありましたら、ぜひ食品フロアの輸入食材コーナーを確認してみてください。実物を見て選べるのは、百貨店ならではの魅力と言えます。

高級スーパーでのボルディエバター販売店

続いて、ボルディエバターの販売店としてよく挙げられるのが、成城石井や紀ノ国屋、明治屋といった高級スーパーです。これらの店舗では、食通向けの輸入品としてボルディエバターを置いていることが多い傾向にあります。

特に成城石井では、高級食材コーナーでボルディエバターの種類が比較的豊富に揃っているという情報もございます。品揃えは店舗や時期によって異なりますが、お近くに高級スーパーがある方は、一度訪れてみる価値があるでしょう。

その他の実店舗での購入可能性

スーパーマーケットでは、ライフ、西友、マルエツ、コープ、まいばすけっと、コストコなどで取り扱いがある場合もございますが、高級スーパーに比べると常設での販売は稀なようです。また、カルディでは常設での販売ではなく、限定フェアや特別入荷の際に取り扱うことがあるとされています。

「ドン・キホーテでも買えるのかな？」

現在のところ、ドン・キホーテでのボルディエバターの販売は確認されていません。

海外では、ボルディエバターの本場フランスではギャラリーラファイエットやボンマルシェといった百貨店の食料品売り場、または専門のチーズ店で購入できます。パリを訪れる機会があれば、ボン・マルシェのグランド・エピスリー・ドゥ・パリ（食品館）やラファイエット・グルメで探してみるのも良い経験になります。

ボルディエバター通販（オンラインショップ）の利用

実店舗で見つけにくい場合でも、インターネット通販を利用すれば、より確実にボルディエバターを手に入れることができます。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手オンラインストアでは、複数のショップがボルディエバターを取り扱っています。

オンライン通販の最大のメリットは、品揃えの豊富さと、自宅にいながらにして購入できる手軽さです。また、実店舗では見かけない限定フレーバーや、お得なセット販売を見つけられる可能性もございます。

ボルディエバター公式オンラインショップの利用

ボルディエバターは、特定の輸入食品を取り扱う公式ECショップでも購入可能です。例えば、WebGRANDCHEFのようなサイトでは、ボルディエバターの正規輸入品を扱っており、様々な種類が用意されています。

公式ECショップや信頼できる輸入販売店のオンラインショップを利用することで、品質の保証された新鮮なボルディエバターを安心して購入できるでしょう。また、最新の入荷情報や限定商品などもいち早くチェックできますので、定期的にウェブサイトを訪問してみることをおすすめします。参照: Le Beurre Bordier 公式サイト

ボルディエバターの価格、種類、ギフト、そして冷凍保存について

次に、ボルディエバターの購入を検討する上で気になる、価格、種類、そしてギフトや保存に関する情報について深く掘り下げていきます。

ボルディエバターの気になる価格帯
豊富なボルディエバター種類とその特徴
ボルディエバターをギフトとして贈る際のポイント
ボルディエバターの冷凍保存と賞味期限
ボルディエバターの魅力と製造工程
まとめ：ボルディエバターどこで買える？購入先と魅力を徹底解説

ボルディエバターの気になる価格帯

ボルディエバターの価格は、販売店や購入ルートによって大きく異なります。まず、日本での平均的な値段は、125gあたり2,000円～2,300円程度が目安です。ただし、オンラインショップでは送料が別途かかる場合もございますので、総額で確認するようにしましょう。

一方、本場フランスでは、125gの有塩バターが約2.75ユーロ（日本円で約350円）程度で購入できるとされています。日本では輸送費や関税などが加算されるため、現地価格の数倍になることが一般的です。

ボルディエバター価格比較

購入場所・販売元	商品	価格（目安）	備考
フランス現地	有塩バター125g	約350円（2.75ユーロ）	日本より大幅に安い
日本での平均価格	125g	2,000円～2,300円	販売店により変動
WebGRANDCHEF	有塩バター125g x 5個	9,000円（税込）	5個単位での販売が多い
楽天市場（セレストなど）	燻製塩バター125g	2,759円（送料別）	各種フレーバーあり
三越伊勢丹オンラインストア	有塩バター125g	2,700円（税込）	ゆず、フュメ、アルグなど。参照: 三越伊勢丹オンラインストア

豊富なボルディエバター種類とその特徴

ボルディエバターには、お料理やお好みに合わせて選べる様々な種類がございます。主な種類としては、以下の3つが挙げられます。

有塩バター（Demi-sel）: フランス産の塩が加えられており、パンやクロワッサンとの相性が抜群です。塩分量の異なる2種類（Demi-Sel: 塩分量0.5〜3%、Salé: 塩分量3%）があります。フランス土産としても人気が高いです。
無塩バター（Doux）: 料理やお菓子作りに適しており、素材の風味を活かしたい時に重宝します。
海藻バター（Algues）: ブルターニュ地方の海藻が練り込まれた個性的なフレーバーです。魚介料理やステーキに合わせると、磯の香りが広がり、一層美味しくいただけます。

また、これら以外にも、スモークバター、エスプレット唐辛子入りバター、レモン風味のオリーブオイルバター、ゆず風味バター、ヴァニラ風味バターなど、ユニークなフレーバーが多数存在します。ゆずバターは柑橘系の風味を加えたい料理や、フルーツジャムと合わせてパンに塗るのもおすすめです。燻製塩バターは、しっかりとしたアロマが特徴で、ジビエや白身肉、魚のオーブン焼きに良く合います。

ボルディエバターをギフトとして贈る際のポイント

高品質なボルディエバターは、食通の方へのギフトとしても大変喜ばれます。贈る際に考慮したいポイントがいくつかございますのでご紹介します。

まず、百貨店の高級食材売り場では、贈答品としてのラッピングや熨斗（のし）に対応してくれるところが多いです。プレゼントとして購入する場合は、このようなサービスを利用すると良いでしょう。また、特に夏場にギフトとして贈る場合は、冷蔵または冷凍での配送が可能なオンラインショップを選ぶか、保冷剤をしっかりと入れた状態で手渡しするなど、品質管理に注意が必要です。

注意点：海外からの持ち帰りの場合

フランスなど海外で購入して日本へ持ち帰る際は、品質保持のため、冷凍・密封してスーツケースに入れるなどの工夫が必要です。一部のチーズ専門店では、真空パックに対応してくれる場合もありますので、確認してみてください。

ボルディエバターの冷凍保存と賞味期限

ボルディエバターは、基本的に冷蔵品として流通していますが、冷凍での購入や配送も可能です。例えば、楽天市場のセレストやYahoo!ショッピングのセレスト店では、「冷凍ボルディエバター」として販売されており、冷凍配送の商品との同梱も可能です。Oisixでも、ボルディエ海草＆バターがマイナス18℃以下での冷凍保存を推奨しています。

輸入品であるボルディエバターは、日本への到着後、冷蔵保存での賞味期限が約2週間と比較的短い傾向にあります。そのため、すぐに使い切れない場合は、購入後すぐに冷凍保存することをおすすめします。ただし、解凍後の再冷凍は品質が損なわれる可能性があるため、避けるようにしてください。必要な分だけを解凍し、早めに使い切るようにしましょう。参照: 農林水産省食品の表示に関するQ&A

ボルディエバターの魅力と製造工程

ボルディエバターが世界中で愛される理由は、その並外れた美味しさと、職人のこだわりが詰まった製造工程にあります。ジャン-イヴ・ボルディエ氏がブルターニュ地方で伝統的製法にこだわり、厳選された新鮮なミルクを使用して手作りしているのが特徴です。

牛乳を低温殺菌した後、伝統的な手練り製法「Malaxage（マラクサージュ）」で実に3日間もの時間をかけてバターを製造します。そして、特製のツゲ材の木べらで一つ一つ丁寧に手作業で成形されるため、表面には細かなギザギザ模様ができます。この手作業による製法が、ボルディエバターならではの口当たりの滑らかさ、香り高さ、そしてミルク感が強く濃厚な味わいを生み出しているのです。フランス国内の三ツ星レストランはもちろん、世界各国の一流レストランでもテーブルバターとして使用されていることからも、その品質の高さがうかがえます。