定額小為替の購入場所と時間
定額小為替は、現金書留よりも手軽に少額の送金ができる便利なサービスです。行政機関への手数料支払いなどで利用される機会も多いため、購入場所や購入時間について疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。本コンテンツでは、定額小為替をどこで、いつ購入できるのか、また、購入方法や手数料、注意点まで詳しく解説いたします。
定額小為替の購入で特に重要なポイント
- 購入できるのはゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口です。
- 購入は平日の窓口営業時間内に限られます。
- コンビニエンスストアなどでは購入できません。
定額小為替はどこで買える?
定額小為替の購入場所は限られています。購入をご検討中の方は、以下の情報をご確認ください。
定額小為替は郵便局・ゆうちょ銀行で購入
定額小為替は、全国の郵便局およびゆうちょ銀行の貯金窓口で購入可能です。これはゆうちょ銀行が提供するサービスであるため、他の金融機関では取り扱っていません。
郵便局の窓口では貯金業務を取り扱う時間帯に購入できます。ゆうちょ銀行の店舗でも同様に、貯金窓口にて取り扱っています。少額の送金を安全に行いたい場合に、大変便利なサービスと言えるでしょう。
コンビニで定額小為替は買えません
定額小為替は、コンビニエンスストアでは購入できません。一般的な銀行やその他の金融機関でも取り扱いはありませんのでご注意ください。
定額小為替を購入したい場合は、必ず郵便局またはゆうちょ銀行の貯金窓口へ足を運ぶ必要があります。
定額小為替の購入方法と流れ
定額小為替の購入方法は比較的シンプルです。まず、郵便局やゆうちょ銀行の窓口に備え付けられている「定額小為替振出請求書」に、必要な金額と枚数などを記入します。
次に、記入した請求書とともに、購入する定額小為替の額面金額と手数料を現金で窓口へ支払います。支払いが完了すると、定額小為替証書が発行されます。定額小為替の額面は、50円から1,000円まで12種類ありますので、用途に合わせて選ぶことが可能です。
送金する際は、定額小為替証書と「定額小為替払渡票」を切り離さずに送るのが一般的です。また、受取人欄などには何も記入しないでお渡しするのが推奨されます。購入時に渡される「定額小為替金受領証書」は、万が一の郵便事故などに備え、大切に保管しましょう。
購入時のポイント
- 窓口で「定額小為替振出請求書」を記入します。
- 額面金額と手数料を現金で支払います。
- 「定額小為替金受領証書」は必ず保管しましょう。
定額小為替の購入手数料
定額小為替を購入する際には手数料がかかります。現在、定額小為替の購入手数料は、定額小為替1枚につき200円(税込)です。
例えば、50円の定額小為替でも1,000円の定額小為替でも、1枚あたりの手数料は一律200円となります。この手数料は、2022年1月17日に改定されており、それ以前の100円から値上げされています。
複数枚の定額小為替を購入する場合は、枚数分の手数料が必要となるため、合計金額を計算する際には注意が必要です。
定額小為替購入に必要な書類
定額小為替の購入時、通常は特別な書類を提示する必要はありません。ただし、購入金額が10万円を超える場合は、本人確認書類の提示が求められることがあります。
本人確認書類としては、運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、健康保険証などが該当します。多額の購入を予定している場合は、念のためご持参いただくとスムーズです。
また、受け取った定額小為替を換金(払い戻し)する際には、定額小為替証書と印鑑が必要です。払い戻し時も、合計10万円を超える場合は本人確認書類の提示を求められることがありますので、ご承知おきください。
定額小為替の購入可能時間
定額小為替は24時間いつでも購入できるわけではありません。購入可能な時間帯についても詳しく見ていきましょう。
郵便局の営業時間で購入
定額小為替を購入できるのは、ゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口が開いている平日のみです。多くの郵便局では、貯金窓口の営業時間が午前9時から午後4時までとなっています。
夜間や土日に営業している郵便局であっても、それは「ゆうゆう窓口」の場合がほとんどです。ゆうゆう窓口では郵便物の発送などはできますが、定額小為替の購入を含む貯金窓口業務は取り扱っていませんので、ご注意ください。
定額小為替は土日購入不可
前述の通り、定額小為替は郵便局やゆうちょ銀行の貯金窓口のみで取り扱っています。これらの窓口は、基本的に土曜日、日曜日、祝日には営業していません。
このため、急ぎで定額小為替が必要な場合でも、土日に購入することはできません。平日の営業時間内に余裕を持って手続きを行うようにしましょう。
購入時間の注意点
- 購入は平日のみとなります。
- 多くの貯金窓口は16時までです。
- ゆうゆう窓口では購入できません。
定額小為替の有効期限と注意点
定額小為替には有効期限が定められており、発行日から6か月間です。たとえ期限が過ぎても、すぐに換金できなくなるわけではありません。
有効期限切れの場合は、郵便局の窓口で再発行の手続きを請求することができます。ただし、発行日から5年が経過すると、原則として再発行や換金は不可となるため、早めの手続きを心がけましょう。
郵送で定額小為替を送る場合は、受取人の手続きにかかる時間を考慮し、有効期限が1ヶ月以上残っているものを送付することが推奨されます。
定額小為替の払い戻し方法
定額小為替の払い戻し(換金)も、ゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口で行うことができます。有効期限内であれば、いつでも払い戻しが可能です。
未使用で受取人欄に記入がない場合は、持参人が払い戻し可能です。払い戻しの際には、定額小為替証書と印鑑をご持参ください。なお、購入時の手数料は返還されません。
有効期限が切れてしまった場合でも、再発行の請求は可能ですので、諦めずに窓口へご相談ください。
定額小為替の買い方と時間帯
ここまでの情報を踏まえ、定額小為替の購入場所と時間について改めて整理しましょう。定額小為替を購入する際は、全国の郵便局およびゆうちょ銀行の貯金窓口を利用してください。
そして、購入可能な時間は、平日の貯金窓口の営業時間内に限定されます。土日祝日は基本的に窓口が閉まっているため、購入できません。お急ぎの際は、平日の日中に手続きを済ませるよう計画を立てることが重要です。
手数料1枚200円、10万円以上の購入には本人確認書類が必要となる点も、事前に確認しておくと安心です。
定額小為替 どこで買える 時間まとめ
本コンテンツでは、定額小為替の購入場所と時間について詳しく解説いたしました。重要な点をまとめると以下の通りです。
- 定額小為替は、全国の郵便局およびゆうちょ銀行の貯金窓口で購入できます。
- コンビニエンスストアなどでは購入できませんのでご注意ください。
- 購入可能な時間は、平日の貯金窓口の営業時間内です。
- 土日祝日は購入できません。
- 手数料は定額小為替1枚につき200円です。
- 有効期限は発行日から6か月間ですが、期限切れ後も再発行が可能です(5年以内)。
- 購入金額が10万円を超える場合は本人確認書類が必要です。
これらの情報を参考に、スムーズに定額小為替を購入し、ご活用いただければ幸いです。
“`





