新幹線チケット学割徹底解説!どこで買える?
新幹線チケット学割徹底解説!どこで買える?
新幹線での移動は便利ですが、交通費は学生にとって大きな負担となることがあります。学割を利用すれば、通常よりもお得に新幹線に乗車できることをご存じでしょうか。しかし、「どこで新幹線チケットを学割で購入できるのか」「何が必要なのか」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
この記事では、新幹線チケットの学割に関するあらゆる疑問を解決いたします。購入場所から必要なもの、さらにはオンライン予約サイトでの取り扱いまで、学生の皆さんがスムーズに学割を利用できるよう、具体的な情報を提供してまいります。ぜひ、この情報を活用して、お得に新幹線を利用してください。
- 新幹線チケットの学割購入場所が分かります
- 学割利用時に必要な書類や準備が明確になります
- オンライン予約サイトでの学割の可否が理解できます
- 学割を最大限に活用してお得に乗車する方法を知ることができます
新幹線チケットの学割はどこで買える?購入方法と必要なものを徹底解説
- 学割チケットの主な購入場所は「みどりの窓口」
- 新幹線チケットを学割で購入する際に必要なもの
- 学割チケットの具体的な買い方ステップ
- 高校生も新幹線学割を利用できます
学割チケットの主な購入場所は「みどりの窓口」
新幹線チケットを学割で購入する際、最も確実で一般的な場所はJRの「みどりの窓口」です。学割証を提示し、駅係員の方に相談しながら購入できますので、初めて利用する方でも安心です。また、一部の駅に設置されている自動券売機や、JRと提携している旅行会社の窓口でも購入が可能です。
たとえば、JR東日本の駅にある券売機の中には、学割証を利用して乗車券を購入できるものもあります。しかし、すべての券売機が対応しているわけではありませんので、不明な場合は窓口の利用をおすすめいたします。残念ながら、えきねっとやスマートEXといったインターネット予約サイトでは、学割を適用したきっぷを直接購入することはできません。これは、学割証という書面の確認が必要となるため、原則として対面での対応が基本となっているからです。話せる指定席券売機であれば、係員と通話しながら購入手続きを進めることもできますので、こちらも便利な選択肢の一つと言えるでしょう。
窓口に行けば、分からないこともその場で聞けますし、学割証の提出もスムーズですね!
新幹線チケットを学割で購入する際に必要なもの
新幹線チケットを学割で購入するためには、「学生旅客運賃割引証(学割証)」が必須です。この学割証は、皆さんが通っている学校で発行してもらえます。あらかじめ必要事項を記入しておくようにしてください。有効期限は発行日から3ヶ月間ですので、計画的に取得するようにしましょう。
学校によっては、学割証の発行枚数に年間制限がある場合があります。そのため、必要な枚数を計画的に申請することが大切です。購入時に学生証の提示は原則として不要ですが、ご家族など代理の方が学割証を持参すれば購入することも可能です。ただし、実際に新幹線に乗車する際には、ご自身の学生証を必ず携帯してください。これは、JRの係員から提示を求められる可能性があるためです。
新幹線学割購入の際に必要なもの
- 学校で発行された「学生旅客運賃割引証(学割証)」
- 学割証は必要事項を記入し、有効期限(発行日より3ヶ月)に注意する
- 乗車時には学生証の携帯が必須
学割チケットの具体的な買い方ステップ
新幹線チケットを学割で購入する手順は非常にシンプルです。まずは、ご自身の通学している学校の事務室などで「学生旅客運賃割引証(学割証)」を発行してもらってください。この学割証に、利用する区間や目的などの必要事項を記入します。記入が完了しましたら、JRのみどりの窓口や、一部の駅にある自動券売機、または旅行会社の窓口へ向かいましょう。
窓口では、記入済みの学割証を係員に提出し、「学割を利用したい」旨を伝えてください。そうすれば、割引が適用された乗車券を購入できます。繰り返しますが、インターネット予約サイトでは学割乗車券を直接購入することはできませんのでご注意ください。支払い方法は、現金だけでなくクレジットカードも利用可能です。ちなみに、往復で乗車券を同時に購入する場合、学割証は1枚で問題ありません。しかし、片道ずつ別々に購入する場合には、それぞれ1枚ずつ、合計2枚の学割証が必要となりますので、この点も覚えておくと良いでしょう。
高校生も新幹線学割を利用できます
新幹線学割の対象は、JRから指定を受けた中学校、高等学校、大学、専門学校、専修・各種学校などの生徒・学生です。もちろん、高校生の皆さんもこの制度を利用できます。つまり、大人運賃で乗車することになる中学生以上の学生が主な対象となるのです。
学割を利用するためには、片道の営業キロが101km以上であることや、修学上必要と認められる目的での利用であることなど、いくつかの条件があります。これらの条件を満たし、学校で学割証を発行してもらえれば、高校生の皆さんもお得に新幹線に乗車することが可能です。遠方の大学へのオープンキャンパス参加や、部活動の遠征、実家への帰省など、様々な場面で活用できる便利な制度と言えるでしょう。
学割の適用条件・割引率、オンライン予約との比較
- 新幹線学割の割引率はどのくらい?
- 学割適用には条件があります
- えきねっとでは学割が適用されません
- スマートEXで学割は利用できません
- 学割と他の割引は併用できる?
- 乗車時には学生証の携帯が必須です
- 新幹線学割のまとめ
新幹線学割の割引率はどのくらい?
新幹線学割の最大のメリットは、その割引率にあります。具体的には、JRの運賃(乗車券部分)が2割引、つまり20%オフになるのが特徴です。しかし、新幹線の料金は「運賃」と「特急料金」の二つの要素で構成されています。
残念ながら、特急券、グリーン券、寝台券などは学割の割引対象外です。このため、全体の料金としては約12%から13%程度の割引となることが多いです。計算方法としては、乗車券分の料金を0.8倍にし、10円未満の端数を切り捨てることになります。たとえば、運賃が5,000円の場合、学割適用で4,000円になる計算です。運賃部分のみとはいえ、長距離移動になるほど割引額は大きくなりますので、ぜひ活用したい制度と言えるでしょう。
学割の割引計算例
乗車券:5,000円 → 学割で4,000円(20%オフ)
特急券:3,000円 → 割引なしで3,000円
合計:8,000円 → 7,000円(約12.5%オフ)
学割適用には条件があります
新幹線学割を利用するには、いくつかの条件を満たす必要があります。まず、対象となるのはJRから指定を受けた学校(中学校、高等学校、大学、専門学校、専修・各種学校など)の生徒・学生です。残念ながら、非正規生の外国人留学生や聴講生、委託生および研究生は学割の対象にはなりません。
さらに、片道の営業キロが101km以上の区間での利用が条件です。この「営業キロ」は新幹線の区間だけでなく、その前後に利用する在来線の距離も合計されますので、思っている以上に多くの区間で条件を満たす場合があります。学割を使う目的も重要です。原則として、休暇中の帰省、実験実習、教育実習、部活動など、修学上必要と認められる場合に限られます。これは、学割が学生の修学を支援するための制度であるためです。ご利用の際は、これらの条件を満たしているか確認するようにしてください。(参照:JR東日本公式サイト)
学割利用時の主な注意点
- 非正規生は対象外
- 片道101km未満の区間では利用不可
- 修学目的以外では認められない場合がある
えきねっとでは学割が適用されません
現代では、インターネットでの新幹線チケット予約が非常に便利ですが、残念ながらえきねっとでは「学生割引」を適用した乗車券の申し込みはできません。これは、学割証という書面を対面で確認する必要があるためです。もしえきねっとで学割を利用したい場合は、少々手間がかかりますが、特急券のみをえきねっとで予約し、「乗車券を購入しない」という選択をしてください。
そして、乗車券は別途、学割証を持って駅のみどりの窓口で購入する必要があります。もし、誤ってえきねっとで「乗車券を購入する」を選択してしまうと、無割引の乗車券料金が含まれた金額で確定してしまい、後から学割を適用することはできませんので、十分にご注意ください。一方で、えきねっとには「新幹線eチケットトクだ値」という商品があります。これは、乗車券と指定席特急券がセットで割り引かれるもので、学割が乗車券のみの割引であるのに対し、トクだ値の方が総額で安くなるケースも多く見られます。そのため、利用区間や時期によっては、学割よりもトクだ値の方がお得になる可能性もございます。トクだ値と学割の併用はできませんので、ご自身の利用状況に合わせて最適な選択をしてください。
| 比較項目 | 新幹線学割 | えきねっとトクだ値 |
|---|---|---|
| 割引対象 | 乗車券のみ(20%オフ) | 乗車券+特急券 |
| 購入場所 | みどりの窓口、一部券売機、旅行会社 | えきねっと(オンライン) |
| 必要書類 | 学割証 | 不要 |
| 併用 | 他の割引と一部併用可 | 学割との併用不可 |
| お得度 | 長距離ほど有利 | 区間・時期による |
スマートEXで学割は利用できません
東海道・山陽新幹線を中心に便利なサービスとして知られるスマートEXですが、こちらでも学割は適用されません。スマートEXは、チケットレスで新幹線に乗車できる便利なサービスであり、早期予約割引など独自の割引商品を提供しています。
しかし、学割証の提示が必須となる学割とはシステムが異なるため、学割の適用は行われないのが現状です。そのため、スマートEXを利用して新幹線に乗車する際は、通常の運賃・料金、またはスマートEXの各種割引プランの中から選択することになります。学割・往復割引を併用した場合の方がスマートEXの料金よりも安くなる場合もありますので、比較検討することが大切です。
学割と他の割引は併用できる?
学割は他の割引と併用できるのか、という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。結論から申し上げますと、学割と往復割引は併用が可能です。往復割引は、片道の営業キロが601km以上の区間を往復で利用する場合に適用される割引で、乗車券がさらに1割引になるというものです。
学割で20%割引された乗車券が、往復割引でさらに10%割引されるため、乗車券部分では約28%から3割引になる計算になります。大変お得な割引ですので、長距離を往復で移動する際にはぜひ活用を検討してください。往復割引の適用を受けるには、往復の乗車券を同時に購入する必要がありますが、特急券は後から購入しても問題ありません。指定席やグリーン車を利用する場合でも、割引の対象となるのは乗車券のみです。
学割と往復割引を併用するメリット
- 乗車券が最大で約3割引になります
- 長距離移動で特に大きな節約になります
- 往復乗車券の同時購入で適用されます
ただし、青春18きっぷと新幹線学割の併用はできません。青春18きっぷでは基本的に新幹線に乗車できないためです。例外的な使い方として、新幹線で目的地まで移動し、目的地で青春18きっぷを利用する、いわゆる「ワープ」と呼ばれる方法は可能です。また、前述の通り、えきねっとのトクだ値と学割も併用できません。複数の割引制度を理解し、ご自身の旅行計画に最適な組み合わせを見つけることが大切です。(参照:JRおでかけネット)
乗車時には学生証の携帯が必須です
新幹線チケットを学割で購入する際には、学割証があれば代理の方でも購入が可能です。そのため、購入時に学生証の提示は必須ではありません。しかし、だからといって学生証が全く不要というわけではありません。
学割を利用して実際に新幹線に乗車する際には、ご自身の身分を証明するために学生証を必ず携帯しておくことが義務付けられています。JRの駅員や車掌から提示を求められた場合、速やかに学生証を見せられるように準備しておいてください。もし学生証を携帯していなかったり、提示できなかったりした場合は、学割が適用されず、差額運賃を請求される可能性があります。せっかくお得に購入した学割チケットが無効にならないよう、乗車前の最終確認を忘れないようにしましょう。
新幹線学割のまとめ
- 新幹線学割の主な購入場所はJRのみどりの窓口です
- 一部の駅の自動券売機や旅行会社窓口でも購入できます
- インターネット予約サイト(えきねっと、スマートEXなど)では学割チケットは買えません
- 学割購入には学校発行の「学生旅客運賃割引証(学割証)」が必須です
- 学割証の有効期限は発行日より3ヶ月間です
- 購入時に学生証の提示は原則不要ですが、乗車時は学生証の携帯が義務付けられています
- 学割はJRの運賃(乗車券)が2割引(20%オフ)になります
- 新幹線の特急料金は学割の割引対象外です
- 全体の割引率は約12%〜13%が目安です
- 学割の対象はJRから指定を受けた中学校、高校、大学、専門学校などの生徒・学生です
- 片道の営業キロが101km以上の区間で利用可能です
- 学割は修学上必要な場合に限られます
- 学割と往復割引は併用でき、乗車券は約28%〜3割引になります
- えきねっとのトクだ値と学割は併用できません
- 高校生も学割制度を利用できます