T-moneyカードはどこで買える?購入・チャージ・使い方を解説
韓国旅行を計画されている方にとって、T-moneyカードは非常に便利な交通系ICカードです。地下鉄やバスなどの公共交通機関だけでなく、コンビニエンスストアなどでも利用できるため、韓国での滞在をスムーズにするために欠かせません。しかし、「どこで買えるのか」「どうやってチャージするのか」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。 このページでは、T-moneyカードの購入場所からチャージ方法、具体的な使い方、さらには気になる値段や種類、注意点まで、韓国旅行をより快適にするための情報を網羅的に解説いたします。
この記事を読むことで、以下のメリットが得られます。
- T-moneyカードの最適な購入場所を把握できる
- 日本で購入する方法や現地でのチャージ方法がわかる
- カードの種類や選び方、払い戻しに関する疑問が解消される
- T-moneyカードを最大限に活用し、韓国旅行をより快適に楽しめる
T-moneyカードはどこで買える?現地と日本
- T-moneyカードはどこで買える?具体的な場所
- 仁川空港でのT-moneyカード購入
- コンビニでのT-moneyカード購入方法
- T-moneyカードを日本で買う方法
- T-moneyカード本体の値段は?
- T-moneyカードの種類と選び方
- 外国人向けT-moneyカードの種類
T-moneyカードはどこで買える?具体的な場所
T-moneyカードは、韓国国内の様々な場所で購入できます。主にコンビニエンスストア、空港、地下鉄駅が購入場所として挙げられます。具体的な店舗としては、セブンイレブン、CU、GS25、ミニストップ、emart24などの大手コンビニチェーンで取り扱っています。 仁川空港や金浦空港などの到着ロビーにある売店や、電車改札近くに設置された販売機でも手軽に購入可能です。地下鉄駅の売店や自動販売機では「T-money」のマークを目印に探してください。 また、日本のオンラインショップや新大久保などのコリアンタウンにある韓国関連商品を扱う店舗でも購入できます。一部の観光案内所や街頭販売店でも取り扱いがあるため、意外な場所で見つかることもございます。特定のデザインを求める場合は、BT21デザインはLINEフレンズストア、キーホルダー型は各地のバラエティショップで探してみるのがおすすめです。
仁川空港でのT-moneyカード購入
韓国に到着してすぐにT-moneyカードを手に入れたい場合は、仁川空港が非常に便利です。到着ロビーにあるコンビニエンスストアや売店で、すぐにカードを購入できます。電車改札付近にはT-moneyカードの販売機も設置されているため、スムーズに購入手続きを進められるでしょう。
空港に到着したら、まずT-moneyカードを手に入れておくと安心できますよ!
空港でのT-moneyカードの価格は、一般的なコンビニエンスストアでの価格と比較して、若干高めに設定されている場合もあります。購入時にはクレジットカードは利用できないため、必ず現金(韓国ウォン)をご用意ください。スムーズな韓国旅行のスタートを切るためにも、事前にウォンを用意しておくことをおすすめいたします。
コンビニでのT-moneyカード購入方法
韓国の街中でT-moneyカードを購入するなら、コンビニエンスストアが最も一般的で手軽な方法です。GS25、CU、セブンイレブン、emart24、ミニストップなど、主要なコンビニエンスストアのほとんどでT-moneyカードを取り扱っています。 購入方法は非常に簡単です。レジで店員さんに「T-moneyカード 주세요(チュセヨ)」と伝えるだけで、カードを見せてくれます。カードの価格はデザインによって異なり、一般的には3,000ウォン前後から6,000ウォン程度で販売されています。
購入時にその場でチャージも可能
T-moneyカードを購入する際、その場でチャージも一緒にできます。店員さんに希望のチャージ金額を伝え、現金で支払えば、すぐに利用を開始できます。
ただし、すべてのコンビニ店舗でT-moneyカードを販売しているわけではないため、購入前に店員さんに確認することが大切です。また、チャージ機能のみに対応している店舗もあるため、購入を希望する際は注意が必要でしょう。
T-moneyカードを日本で買う方法
韓国へ渡航する前にT-moneyカードを手に入れておきたい方もいらっしゃるでしょう。日本国内でもT-moneyカードを購入する方法はいくつか存在します。例えば、楽天市場やAmazon、Qoo10などのオンラインストアで購入可能です。フリマアプリでも出品されていることがあります。 また、新大久保のようなコリアンタウンにある韓国関連商品を扱う店舗や、一部の旅行会社でも購入できる場合があります。日本で購入する場合の価格は、現地で購入するよりも高めに設定されていることが多く、1,000円から2,000円程度が相場です。
日本で購入したT-moneyカードの注意点
- 基本的に未チャージの状態で販売されています。
- 日本国内ではチャージできません。
- カードの種類やデザインが限られている場合があります。
- オンラインストアでは、中古品や旧デザインのカードが販売されている可能性もあります。
そのため、事前にチャージ済みのカードが欲しい場合や、最新のデザインを希望する場合は、現地での購入を検討するのが良いでしょう。
T-moneyカード本体の値段は?
T-moneyカードの本体価格は、種類やデザイン、購入場所によって異なります。最もスタンダードなノーマルカードであれば、一般的に2,500ウォンから3,000ウォン程度とお手頃な価格で購入できます。 一方で、人気のキャラクターデザインやK-POPアイドルとのコラボレーションなど、限定デザインのカードは5,000ウォンから6,000ウォンくらいの場合もございます。例えば、BT21デザインなどは比較的高めに設定されている傾向があります。
かわいいデザインのカードは、旅行の良い記念にもなりますよ!
T-money機能だけでなく、プリペイドカード機能が一体となったWOWPASSカードの本体価格は5,000ウォンです。また、外国人観光客専用のM-PASSカードには1日券が15,000ウォン、2日券が23,000ウォンといった種類があり、利用日数によって価格が変動します。 いずれのT-moneyカードも、購入直後は残高が0ウォンですので、利用を開始するためには別途チャージが必要です。日本で購入する場合は、前述の通り現地価格よりも高くなる傾向があります。
T-moneyカードの種類と選び方
T-moneyカードには、様々な種類があります。用途や滞在期間に合わせて最適なカードを選ぶことが、韓国旅行をさらに快適にするポイントです。
| 種類 | 主な特徴 | おすすめの利用者 |
|---|---|---|
| ノーマルカード | シンプルなデザインの一般的なT-moneyカードです。 | 初めてT-moneyカードを使う方、デザインにこだわりがない方 |
| デザインカード | キャラクター(カカオフレンズ、LINEフレンズなど)や限定デザインが施されています。 | デザインを楽しみたい方、お土産を探している方 |
| キーホルダー型/ストラップ型 | カードタイプではない、持ち運びに便利なT-moneyです。 | 荷物を減らしたい方、ファッションアイテムとしても楽しみたい方 |
| WOWPASSカード | T-money機能とプリペイド機能(日本円からチャージ可能)が一体化しています。 | 現金を持ち歩きたくない方、両替の手間を省きたい方 |
| NAMANEカード | オリジナルデザインが作成できるT-money機能付きプリペイドカードです。 | 自分だけの特別なカードが欲しい方、記念品として残したい方 |
これらのカードの中から、ご自身の旅のスタイルや目的に合わせて選んでみてください。機能面を重視するのか、デザインで選びたいのかによって、最適なT-moneyカードは異なります。
外国人向けT-moneyカードの種類
韓国を訪れる外国人観光客向けには、通常のT-moneyカード以外にも、特に利便性の高い外国人専用の交通カードがいくつか用意されています。これらを活用することで、公共交通機関の利用がさらにスムーズになるでしょう。
外国人向けT-moneyカードの種類
- M-PASSカード: 首都圏地下鉄、ソウルバス、空港鉄道(直通列車を除く)を1日最大20回まで利用できる交通パスです。短期滞在で公共交通機関を頻繁に利用する方におすすめです。
- コリアツアーカード: 韓国全域で使用できる外国人専用の観光&交通カードで、ショッピングや飲食、公演などの決済時にも利用でき、一部加盟店では割引特典も用意されています。観光と交通を両立させたい方に適しています。
- 気候同行カード: 期間内であれば地下鉄、バス、タルンイ(ソウル市内のレンタサイクル)の利用が無制限となる外国人専用の公共交通カードです。ソウル市内の移動がメインで、多くの交通機関を利用したい方に向いています。ただし、ソウル市外の地下鉄、バス、タクシー決済には利用できませんのでご注意ください。
これらのカードは、それぞれの特徴を理解し、ご自身の旅行プランに合ったものを選ぶことが大切です。特に、M-PASSカードやコリアツアーカードは、複数の特典や利用範囲を持つため、事前に比較検討することをおすすめいたします。
T-moneyカードの利用とチャージ方法
- T-moneyカードのチャージ方法
- T-moneyカードの具体的な使い方
- T-moneyカードの払い戻し方法
- T-moneyカードのデメリットと注意点
T-moneyカードのチャージ方法
T-moneyカードを使い始めるためには、チャージ(入金)が必要です。チャージ方法は主に2つありますので、それぞれの方法についてご紹介します。 一つ目は、地下鉄の販売機でチャージする方法です。チャージ機の画面で「日本語」を選択すると、簡単に操作できます。「カードチャージ」または「T-moneyチャージ」を選び、指定の場所にT-moneyカードを置きます。その後、希望する金額を選んで現金(紙幣)を投入すれば完了です。チャージ完了の表示が出たら、カードを受け取ってください。 一部の機械ではカード払いができないため、現金を用意しておくと安心です。 二つ目は、コンビニエンスストアでチャージする方法です。GS25、CU、セブンイレブンなどのコンビニで、カードとチャージしたい金額をレジで伝えるだけで、スタッフがチャージしてくれます。「チュンジョネジュセヨ」と伝えれば、スムーズにチャージしてもらえるでしょう。レジ前にあるチャージ機の上にカードをのせて完了となります。
チャージに関する重要なポイント
- チャージ単位は1,000ウォンごとで、最低1,000ウォンからチャージ可能です。
- チャージの支払い方法は、現状では現金のみが基本です。
- T-moneyカードは日本国内ではチャージできません。
- モバイルT-moneyを利用している場合は、アプリ上でオンラインチャージも可能ですが、利用にはいくつかの条件があります。
T-moneyカードの具体的な使い方
T-moneyカードは、日本のSuicaやPASMOと同様に、プリペイド式の交通系ICカードです。韓国の公共交通機関をスムーズに利用するために不可欠なアイテムと言えるでしょう。 主な使い方は、地下鉄の改札やバスの端末機にタッチするだけです。バスを利用する際は、乗車時と降車時の両方で専用カードリーダーにタッチする必要があります。もし降車時にタッチを忘れると、次回の利用時に倍額請求される可能性があるだけでなく、乗り換え割引も適用されなくなりますので、十分にご注意ください。T-moneyが使えるタクシーには、屋根部分にオレンジ色の表示があるので目印になります。
T-moneyカードのメリット
- 運賃割引: T-moneyカードで交通機関を利用すると、現金払いよりも運賃が100ウォン安くなります。
- 乗り換え割引: 一定時間内かつ回数内で乗り換え割引が適用され、お得に移動できます。
- 幅広い利用場所: 公共交通機関だけでなく、コンビニ、一部の飲食店、観光施設、カフェ、コインロッカー、公衆電話、ファストフード、大型マート、伝統市場など、多様な場所での支払いに利用可能です。
T-moneyカードの残高は、カードを使用するたびにタッチ後の端末画面に一時的に表示されます。また、地下鉄駅に設置されているT-moneyチャージ機や、モバイルアプリでも手軽に確認できますね。T-moneyカード自体に有効期限はありませんので、一度購入すれば永続的に使用できます。参照: T-money公式サイト(日本語)
T-moneyカードの払い戻し方法
T-moneyカードの残高が余ってしまった場合でも、安心してください。払い戻しが可能です。払い戻しは、主に以下の場所で行うことができます。
- 地下鉄の駅(サービスセンターや案内所)
- コンビニエンスストア(セブンイレブン、CU、emart24など)
- T-moneyカスタマーセンター
ただし、払い戻しには手数料として500ウォンがかかります。また、払い戻し金額には上限があり、コンビニエンスストアでは2万ウォン〜3万ウォン、地下鉄サービスセンターでは5万ウォンまでが目安とされています。全額払い戻しのみ対応しており、一部返金はできませんのでご留意ください。
手数料がかかるので、使い切れる程度のチャージがおすすめですよ。
もし複数枚のT-moneyカードをお持ちの場合は、T-moneyカスタマーセンターで残高を1枚に統合することも可能です(この際、手数料は無料です)。 なお、チャージした残高は原則として次回の韓国旅行でもそのまま使用できますし、有効期限もないため、使い切れなかった分はカードを保管しておけば、次の渡航時に再チャージなしで利用できます。
T-moneyカードのデメリットと注意点
T-moneyカードは非常に便利ですが、利用する上でいくつかのデメリットや注意点もございます。これらを事前に把握しておくことで、よりスムーズに韓国旅行を楽しめるでしょう。
T-moneyカードのデメリットと注意点
- チャージは原則現金のみ: T-moneyカードへのチャージは、ほとんどの場所で現金(韓国ウォン)のみ対応しています。そのため、韓国旅行中はある程度の現金を常に持ち歩く必要があります。
- 日本国内ではチャージ不可: 前述の通り、日本で購入したT-moneyカードは日本国内ではチャージできません。必ず現地でチャージしてください。
- 払い戻しに手数料: 余った残高を払い戻す際には、手数料として500ウォンがかかります。
- 地域によっては利用できない場合も: ほとんどの地域で利用できますが、釜山ではロッテ系のICカード「CashBee」が一般的なため、一部のバスやタクシーでT-moneyが利用できないことがあります。また、外国人専用の「気候同行カード」はソウル市外の地下鉄やバス、タクシー決済には利用できませんので、利用範囲を事前に確認することが大切です。参照: ソウル市 気候同行カード案内
- 購入場所による価格差や在庫状況: 購入場所によっては、カード本体の価格が高めに設定されていたり、人気のデザインが売り切れていたりする場合があります。特に日本でオンライン購入する際は、現地価格より高くなる傾向があることや、中古品・旧デザインである可能性も考慮する必要があるでしょう。
これらの点を踏まえ、ご自身の旅行計画に合ったT-moneyカードの購入と利用を検討することをおすすめします。
T-moneyカードはどこで買える?まとめ
T-moneyカードの購入場所からチャージ方法、利用時の注意点まで、一連の情報をお伝えしてまいりました。 ここでは、T-moneyカードに関する重要なポイントを再度ご確認いただけます。
- T-moneyカードは、韓国のコンビニ、空港、地下鉄駅で手軽に購入可能
- 日本国内では、オンラインストアやコリアンタウンで購入できるが、現地より価格は高め
- T-moneyカード本体の価格は、デザインや販売場所で異なり、2,500ウォンから6,000ウォン程度が目安
- 購入直後は残高が0ウォンなので、利用開始前に必ずチャージが必要
- T-moneyカードのチャージは、地下鉄の販売機やコンビニで現金のみで行うのが一般的
- チャージは1,000ウォン単位で、最低1,000ウォンから可能
- T-moneyカードは地下鉄、バス、タクシーなどの公共交通機関で利用でき、現金払いよりも運賃がお得になる
- 乗車時と降車時にカードをタッチすることで、乗り換え割引も適用される
- 公共交通機関以外にも、コンビニ、カフェ、飲食店など幅広い店舗で決済手段として利用可能
- T-moneyカードに有効期限はなく、残高は次回の韓国旅行でもそのまま使える
- 残高の払い戻しは可能だが、手数料500ウォンがかかり、払い戻し金額には上限がある
- 外国人観光客向けに、M-PASSカードやコリアツアーカード、気候同行カードといった特別なカードも提供されている
- T-moneyカードの主なデメリットとして、チャージが現金のみであることや、一部地域では利用できない場合があること、日本国内ではチャージできない点が挙げられる
- バス利用時は、降車時のタッチ忘れに注意が必要
- 旅行前にT-moneyカードに関する情報を把握しておくと、韓国での移動が格段にスムーズになる
- ご自身の旅行スタイルに合わせて最適なT-moneyカードを選び、快適な韓国滞在をお楽しみください
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