ブルーリボンバッジはどこで買える？購入場所と支援方法を徹底解説

ブルーリボンバッジは、北朝鮮に拉致された日本人の方々の早期帰国を願う、大切な意思表示のシンボルです。このバッジを身につけることは、拉致問題への関心を示すとともに、被害者とそのご家族を支援する気持ちを形にすることにつながります。

しかし、いざ「ブルーリボンバッジどこで買えるのだろう？」と探してみると、具体的な購入場所が分かりにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。この記事では、バッジの購入先から種類、込められた意味、そして購入を通じた支援の方法まで、詳細に解説していきます。

この記事を読むことで、以下のメリットが得られます。

ブルーリボンバッジの公式な購入場所が分かります
インターネット通販での購入方法や注意点が理解できます
バッジの価格帯や、様々な種類のバッジを知ることができます
バッジ購入が拉致問題へのどのような支援につながるのか把握できます

ブルーリボンバッジはどこで買える？主な購入先と入手方法

このセクションでは、ブルーリボンバッジの主な購入先や入手方法について詳しくご説明いたします。

公式な販売ルートと主要な販売店
公式サイトや専門機関からの購入
インターネット通販の活用法
自治体窓口での購入について
その他の入手方法と注意点

公式な販売ルートと主要な販売店

ブルーリボンバッジの主な販売元は、拉致問題の解決に取り組む公式団体です。具体的には、「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」（通称：救う会）や「特定失踪者問題調査会」が挙げられます。これらの団体から購入することは、活動への直接的な支援にもつながりますので、最も推奨される購入方法です。

また、前述の通り、一部の地方自治体窓口でも取り扱いがあります。公的な場所での購入は安心感があり、入手しやすい方法の一つと言えるでしょう。

公式サイトや専門機関からの購入

最も確実なブルーリボンバッジの購入方法は、公式なウェブサイトを通じて申し込むことです。

例えば、「救う会全国協議会」の公式サイトでは、郵便振替用紙を利用してバッジの申し込みを受け付けています。こちらでは2個以上からの注文となりますが、支援金として500円につきバッジを1つ配布しています。

一方、「特定失踪者問題調査会」の公式サイトには、グッズ販売ページがあり、こちらからクリップ式のバッジなどを直接注文することが可能です。どちらのサイトも、購入手続きの詳細が丁寧に案内されています。

さらに、新潟県や福井県小浜市など、一部の自治体の公式ホームページでも、ブルーリボンバッジの購入方法について案内されているケースが見られます。お住まいの地域で取り扱いがあるか、自治体のウェブサイトをご確認いただくことも有効です。

インターネット通販の活用法

近年では、ブルーリボンバッジをインターネット通販で購入する方も増えています。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトでは、様々なデザインや価格帯のバッジが取り扱われており、自宅にいながら手軽に購入できる点が大きなメリットです。

公式のECショップでの購入はもちろんのこと、多様なショップが出品しています。ただし、インターネット通販では、販売元が必ずしも公式団体ではない場合もあります。購入の際は、商品説明をよく確認し、信頼できる販売元を選ぶことが重要です。

インターネット通販やフリマアプリ（メルカリなど）での購入は手軽ですが、非公式な販売元の場合、収益が必ずしも拉致問題解決のための活動に寄付されない可能性があります。公式団体からの購入が最も確実な支援につながります。

自治体窓口での購入について

一部の自治体では、ブルーリボンバッジを窓口で直接販売している場合があります。例えば、福井県小浜市や新潟県、富山県などでは、独自の取り組みとしてバッジの配布や販売を行っています。これは、地域住民が拉致問題への関心を高め、支援の輪を広げるための重要な活動です。

自治体窓口での購入を希望される場合は、まずお住まいの自治体のホームページを確認するか、直接問い合わせてみてください。お近くの窓口で手軽に入手できる可能性もございます。

その他の入手方法と注意点

大規模な雑貨店やデパート（東急ハンズ、ロフト、イオンモール、三越など）でも、ブルーリボンバッジを取り扱っている場合があるようです。しかし、これらの店舗では常に在庫があるとは限らず、また全ての店舗で扱っているわけではありませんので、事前に確認することが賢明です。

地域の区役所や売店（例：東京都杉並区の「コミュかるショップ」）で販売されているケースも報告されています。このように、予想外の場所で見つかることもありますが、基本的には公式ルートからの購入が最も確実で推奨されます。

「探しているけれど、なかなか見つからない…」というお声も聞かれますね。確実に手に入れるには、やはり公式サイトや大手通販サイトの利用がおすすめです。

バッジの価格・種類、そして込められた意味と支援の輪

次に、ブルーリボンバッジの価格や種類、そしてバッジに込められた深い意味と、購入を通じてどのように支援の輪を広げられるのかについて詳しく見ていきましょう。

ブルーリボンバッジの一般的な価格帯
バッジの多様な種類と関連グッズ
ブルーリボンバッジが持つ深い意味
バッジ購入を通じた支援と寄付の方法
まとめ：ブルーリボンバッジどこで買える？

ブルーリボンバッジの一般的な価格帯

ブルーリボンバッジの価格は、購入先によって多少異なります。公式団体から購入する場合、一般的には1個500円程度で販売されていることが多いです。例えば、「救う会」では、1個500円（2個以上から注文可能）でバッジを提供しています。

一方、「特定失踪者問題調査会」では、ピンズタイプが500円（税別）、クリップタイプが1,000円（税別）で販売されています。インターネット通販サイトでは、デザインや素材、販売者によって価格帯が異なり、約500円から2,500円程度のものが見られます。

公式団体からの購入の場合、送料は10個まで定形外郵便料金140円がかかりますが、11個以上購入すると無料になるサービスもあります。

参考として、主要な購入ルートにおける価格帯をまとめました。

購入ルート	価格帯（目安）	補足事項
公式団体（救う会など）	1個500円～1,000円程度	支援金の一部となる。送料がかかる場合あり。
インターネット通販（Amazon, 楽天など）	1個500円～2,500円程度	デザインや素材が多様。販売元により価格変動。
フリマアプリ（メルカリなど）	変動あり	非公式ルート。品質や価格は個々で確認が必要です。

バッジの多様な種類と関連グッズ

ブルーリボンバッジには、実はいくつかの種類が存在します。最も一般的なのは、安全ピンで留める「ピンズタイプ」です。また、スーツや制服に穴を開けずに着用できる「クリップタイプ」も人気があります。この他にも、蝶結びのリボンバッジや、リボン型のバッジ、日の丸を加えた「日本ブルーリボンの会」のバッジなど、様々なデザインが見られます。

さらに、ブルーリボン運動を支援する関連グッズも展開されています。例えば、リボン付の3色ボールペンやブルーリボンチャーム、「しおかぜ」関連グッズ（しおかぜマーカー、ステッカーなど）があります。時にはキャンペーンで缶バッジがプレゼントされたり、公式グッズとして販売されたりすることもあります。ご自身の好みや用途に合わせて、最適なアイテムを選ぶことができるでしょう。

ブルーリボンバッジの種類は多様です。ご自身のスタイルや用途に合わせて、ピンズタイプやクリップタイプ、あるいは関連グッズの中からお選びいただけます。

ブルーリボンバッジが持つ深い意味

ブルーリボンバッジは、単なるアクセサリーではありません。これは、北朝鮮による拉致被害者の生存と早期救出を願う、強い意思表示のシンボルです。青色には深い意味が込められています。

この青色は、拉致被害者の祖国である日本と、被害者が囚われている北朝鮮を隔てる「日本海の青」をイメージしているとされています。また、被害者の方々とご家族を、海を越えて唯一結んでいる「青い空」をも象徴しています。つまり、ブルーリボンバッジは、切なる願いと希望を表す色なのです。

この運動は、特定の政治思想や政党のシンボルではなく、広く市民が参加する非政治的な運動として、その意義を多くの人々に伝えています。着用することで、拉致問題への意識を広げ、解決を求める声を一つにする大切な役割を担っているのです。参照:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

バッジ購入を通じた支援と寄付の方法

ブルーリボンバッジの購入は、単にバッジを手に入れるだけでなく、拉致問題解決に向けた具体的な支援行動となります。公式団体からの購入であれば、その収益が拉致被害者救出のための活動資金に充てられるからです。

特に、「救う会全国協議会」では、支援金を受け付けており、支援金500円につきブルーリボンバッジを1つ配布しています（2個以上から希望可能）。これは、バッジの購入がそのまま寄付となり、活動を支えることにつながるため、非常に直接的な支援方法と言えます。

郵便局の郵便振替用紙を利用すれば、バッジの申し込みと寄付を同時に行うことが可能です。また、銀行口座への振込も受け付けていますが、その場合は連絡がないとバッジの送付や領収書の発行ができない場合があるのでご注意ください。ブルーリボンバッジを身につけること自体が、支援の意思を表明する大切な行為であり、多くの人々の関心を集めるきっかけにもなります。

この他にも、「特定失踪者問題調査会」でも寄付のお願いをしていますし、自由民主党青年局が製作したバッジの収益も、拉致問題解決の活動に寄付されています。参照:特定失踪者問題調査会