60円切手はどこで買える？2024年以降の購入先と活用術

「60円切手はどこで買えるのだろうか？」と疑問に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。2024年10月1日からの郵便料金改定により、郵便事情は大きく変わりました。以前は多くの方が利用されていた60円切手も、現在は普通切手のラインナップから姿を消しています。

この記事では、60円切手の現在の立ち位置や、もし購入したい場合にどのような場所で手に入れられるのか、そして旧料金の切手やはがきを賢く利用する方法について詳しく解説いたします。郵便に関する最新情報とともに、皆さまの疑問を解消するお手伝いができれば幸いです。

• 最新の郵便料金に関する正確な情報が得られます
• 60円切手の現在の取り扱い状況と購入可能な場所が分かります
• 旧料金の切手やはがきを無駄なく活用するヒントが見つかります
• 郵便局やコンビニエンスストアでの切手購入時の注意点が理解できます

60円切手の現状と購入の可能性

• 60円切手は現在販売されているのか？
• 60円切手を購入できる可能性のある場所
• 金券ショップでの60円切手の購入と注意点
• コンビニで60円切手は買えるのか？
• 郵便局で60円切手は買えるのか？

60円切手は現在販売されているのか？

結論から申し上げますと、2024年10月1日からの郵便料金改定以降、60円切手は普通切手のラインナップからはなくなりました。以前販売されていた63円の普通切手（ソメイヨシノの図柄）も、現在では販売が終了しております。

「いつまで販売されていたのだろう」と感じる方もいらっしゃるでしょう。改定に伴い、切手の種類や額面が見直されたため、特定の額面の切手が販売終了となることは珍しくありません。現在の通常はがきの料金は85円となっており、これまでの感覚とは異なっている点にご留意ください。

60円切手を購入できる可能性のある場所

普通切手としては販売終了となった60円切手ですが、入手が全く不可能というわけではありません。主に、以下の場所で手に入れられる可能性があります。

• 金券ショップ
• オンラインオークション・フリマサイト（Yahoo!オークションなど）
• 一部の切手専門店

ただし、これらの場所で販売されている60円切手は、現行の普通切手ではなく、過去に発行された記念切手やコレクター向けの商品であることがほとんどです。例えば、1982年に発行された第1次慶弔切手（慶事）「折り鶴」60円などが、今でも流通していることがあります。

金券ショップでの60円切手の購入と注意点

金券ショップでは、60円切手がシート単位で販売されていることがあります。データベースによると、記念切手の60円が100枚セットで通常価格6,000円のところ、5,280円で販売されている例も確認されています。これは額面よりも安価に購入できるメリットがあると言えるでしょう。

しかし、金券ショップでの購入にはいくつかの注意点もございます。まず、バラ売りには対応していない店舗が多い点です。また、在庫状況は店舗によって大きく異なります。来店前に電話で問い合わせてみることをおすすめします。

一方、金券ショップでは切手の買取も行っていますが、その価格は額面の40%程度になることもあります。例えば、60円のバラ切手の場合、30円で買い取られる可能性があるとお考えください。これは、切手収集家にとっては良いかもしれませんが、郵便用途で考えた場合には額面割れとなるため、注意が必要です。

コンビニで60円切手は買えるのか？

現在のところ、コンビニエンスストアで60円切手が販売されていることはありません。コンビニで取り扱っている切手は、主に利用頻度の高い額面、例えば85円（通常はがき用）や110円（定形郵便物用）などが中心です。

セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、デイリーヤマザキなど、主要な全国チェーンのコンビニで切手を購入できますが、商品棚に陳列されていることは稀です。購入の際は、レジで店員さんに必要な切手の種類と枚数を直接伝えるようにしてください。

また、コンビニでの支払い方法は現金払いが主流です。一部のコンビニでは、セブン-イレブンでnanaco、ミニストップでWAON、ファミリーマートでFamiPayといった電子マネーが利用できる場合もあります。しかし、切手購入はポイント付与の対象外であったり、ボーナス適用の対象外となることが多いので注意が必要です。Suicaなどの交通系ICカードで切手を購入することは、コンビニではできません。

郵便局で60円切手は買えるのか？

郵便局でも、現在60円の普通切手は販売されていません。前述の通り、2024年10月1日の料金改定に伴い、60円切手は普通切手のラインナップから外れています。

しかし、郵便局は切手に関するあらゆるニーズに対応できる場所です。現在の郵便局では、1円、2円、5円、10円、20円、40円、50円、85円、100円、110円、140円、180円、270円、300円、350円、500円など、多様な額面の普通切手が販売されています。慶事用切手や弔事用切手も取り揃えていますので、目的に応じて選ぶことが可能です。

郵便局の大きなメリットは、郵便物のサイズや重さを正確に測ってもらえる点です。これにより、過不足なく適切な料金の切手を購入できます。もし60円切手が必要な状況になった場合は、差額分の切手を買い足すことになるでしょう。郵便局のネットショップでも切手の購入は可能ですが、こちらは切手がシート単位、レターパックなどは20部単位での販売となりますのでご注意ください。

参照: 日本郵便公式サイト 切手

60円切手以外の選択肢と賢い利用法

• 現在の郵便料金と必要な切手
• 旧料金のはがきや切手の賢い利用法
• 差額分の切手購入について
• 現行の普通切手の種類とデザイン
• レターパックなどの料金改定にも注目
• 記事のまとめ

現在の郵便料金と必要な切手

現在の郵便料金では、通常はがきが85円です。また、定形郵便物（25g以内）は110円、定形外郵便物なども重さによって料金が細かく定められています。60円切手を使って郵便物を送りたい場合、現在の郵便料金では不足してしまうことがほとんどです。

例えば、通常はがきを送るためには、現在では85円分の切手が必要になります。もし60円切手しか手元にない場合は、不足する25円分の切手を別途用意し、貼り足す必要があります。

旧料金のはがきや切手の賢い利用法

2024年10月1日以降も、旧料金の切手やはがきは、差額分の切手を貼ることで引き続き利用できます。これは非常に重要なポイントです。例えば、お手元に63円の通常はがきが残っている場合、現在の料金85円との差額である22円分の切手を貼り足すことで、問題なく送ることが可能です。

では、60円切手の場合はどうでしょうか。例えば、85円のはがきを送るのに60円切手を使用するなら、25円分の切手を足すことになります。このように、旧料金の切手を無駄にせず活用できるのは、賢い消費と言えるでしょう。ただし、切手を複数枚貼る場合は、剥がれないようにしっかりと貼ることが大切です。

参照: 日本郵便 郵便料金改定について

差額分の切手購入について

旧料金の切手やはがきを利用する際に必要となる「差額分の切手」は、郵便局で購入できます。特に、新しい額面の切手として26円切手（桜葉）などが販売されていますので、これらを活用することが可能です。郵便局の窓口では、必要な差額を伝えると適切な切手を選んでくれます。

また、端数が出た場合でも、1円や2円といった少額の切手も用意されていますので、無駄なくぴったりな金額に調整できます。コンビニでは差額用の細かな額面の切手は取り扱っていないことがほとんどですので、郵便局での購入が確実です。

現行の普通切手の種類とデザイン

2025年2月現在、郵便局で販売されている普通切手は、多くの種類がございます。特に2024年の郵便料金改定では、「日本の文様」を意匠とした新デザイン切手が発行され、料額の数字が大型化されて視認性が高まっています。

以前の60円切手には一次慶弔切手「折り鶴」などのデザインがありましたが、現在主流となっているのは日本の伝統的な文様を取り入れたものです。慶事用や弔事用としても85円や110円の切手があり、それぞれ扇面に梅文様や竹文様、花文様などがデザインされています。

多様なデザインの中から、送る相手や目的に合わせて切手を選ぶのも、郵便の楽しみの一つと言えるでしょう。

レターパックなどの料金改定にも注目

2024年10月1日からの郵便料金改定は、切手やはがきだけにとどまりません。レターパックなどのサービス料金も変更されています。具体的には、レターパックライトは370円から430円に、レターパックプラスは520円から600円に値上げされました。

これらのサービスを頻繁に利用されている方は、最新の料金を把握しておくことが重要です。旧料金のレターパックを誤って使用しないよう、料金を確認して差額を支払うか、新しい料金のものを購入するようにしてください。郵便に関するサービス全体で変更が行われているため、注意が必要です。

記事のまとめ

• 60円切手は2024年10月1日以降、普通切手としては販売終了しています
• 記念切手としての60円切手は金券ショップやオンラインで入手できることがあります
• 金券ショップでの60円切手購入はシート単位が多く、バラ売りは少ないです
• コンビニでは60円切手の取り扱いはありません
• 郵便局でも60円切手は販売されておらず、現在の通常はがき料金は85円です
• 旧料金の切手やはがきは差額分の切手を貼ることで引き続き利用できます
• 差額用の切手として26円切手（桜葉）などが郵便局で販売されています
• コンビニでの切手購入時の支払い方法は現金が基本で、電子マネーではポイント対象外が多いです
• 郵便局では様々な額面の普通切手が豊富に揃っています
• 郵便局では郵便物のサイズや重さを正確に測ってもらえます
• 2024年の料金改定でレターパックライトは430円、レターパックプラスは600円に値上げされました
• 新しい普通切手は「日本の文様」を意匠としたデザインで、料額の数字が大きく見やすいです
• 手元に60円切手がある場合、85円のはがきを送るには25円分の切手が必要です
• 郵便局のネットショップでは切手がシート単位での販売になります
• 郵便に関する最新情報は日本郵便の公式サイトで確認することが推奨されます