セコムセキュリティカード徹底解説!使い方から紛失時の対処法まで

セコムセキュリティカード徹底解説!使い方から紛失時の対処法まで

セコムセキュリティカードは、大切な施設やご自宅の安全を守るために不可欠なツールです。しかし、その正しい使い方や、万が一の紛失時の具体的な対処法、さらには再発行の手順について、詳しく理解している方は意外と少ないかもしれません。

この記事では、セコムセキュリティカードに関するあらゆる疑問を解決できるよう、非接触式カードの基本から、紛失・再発行手続き、多様なカードの種類と登録方法まで、網羅的に解説いたします。初めてカードを利用する方から、既存のシステムについて深く理解したい方まで、ぜひ最後までお読みください。

  • セコムセキュリティカードの正しい操作方法を理解できる
  • 紛失やトラブル発生時に冷静に対応できるようになる
  • ご自身の環境に最適なセキュリティカードの知識を得られる
  • 登録や再発行の手続きをスムーズに進められる

セコムセキュリティカードの基本と日常の運用

  • セコムセキュリティカードとは?その役割とメリット
  • セコムセキュリティカード 使い方
  • セコムセキュリティカード 解除方法
  • セコムセキュリティカード 種類
  • セコム ホームセキュリティ カード
  • セコム オフィス カード

セコムセキュリティカードとは?その役割とメリット

セコムセキュリティカードは、専用のリーダーにかざすだけで警備モードへの切り替えが可能な、非常に便利な非接触式カードです。このカードの導入により、セキュリティシステムを直感的に操作できるため、多くの利用者にとって手軽で確実な防犯対策となります。

たとえば、企業や施設では、入退室管理や就業管理など、さまざまなシステムとの連携が可能です。これにより、セキュリティ強化はもちろんのこと、業務効率の向上も同時に図れるメリットがございます。また、現在お使いのICカード(社員証や学生証など)をセコムのセキュリティシステムに活用できる運用も提供されており、既存の資産を有効活用できる点も大きな特徴と言えるでしょう。

ポイント
セコムセキュリティカードは、利便性とセキュリティ強化を両立させるための重要なツールです。既存のICカードとの連携も可能で、柔軟な運用が期待できます。

セコムセキュリティカード 使い方

セコムセキュリティカードを用いた施錠の基本的な方法は、専用のリーダーにかざすことです。ICカードキーを使用する際は、まず室内や警備のかかる場所の戸締まりをしっかりと確認してください。

その後、警備受信機の中央にあるSECOMのロゴマークボタンを押し、ICカードを警備受信機のカードマークにかざします。カードをかざすとすぐにセットが開始されますので、約40秒以内に室内から出て施錠を完了させてください。施錠が成功すると、警備受信機のランプの色が青色に変わります。

「扉の隙間が空いていると警備がセットされないのね!」

「そうです!ですので、施錠前には必ず戸締まりを確認することが大切です。」

カードリーダーにセコムセキュリティカードをかざす際は、リーダーの読み取り面に1〜2cm程度の距離で近づけ、約1秒間かざすのが正しい使い方です。すぐにカードを離してしまうと、うまく読み取れない場合がありますので、ご注意ください。

セコムセキュリティカード 解除方法

セコムのセキュリティカードによる解除方法は、施錠と同様に非常に簡単です。セキュリティカードをカードリーダーにかざすだけで、警備モードを解除することができます。解除が成功した際には、音やランプの色が変化することで、視覚的・聴覚的に確認できます。

具体的には、ICカードを警備受信機のカードマークにかざすことで解除されます。この際、警報音が鳴ってしまった場合は、40秒以内に解除しないと異常事態と判断されてしまうため、速やかに対応してください。解除が完了すると、警備受信機のランプの色が緑色から青色に変わり、最終的に緑色のランプが消えたら解除完了となります。

注意点
もしカードをかざしても反応しない、または警報が鳴ってしまった場合は、無理に解除を試みず、すぐにセコムのサポート窓口や関係者に連絡することをおすすめします。

セコムセキュリティカード 種類

セコムのセキュリティカードには、主にICカードタイプとスティックキータイプがございます。それぞれに特徴があり、施錠や解除方法が異なります。

たとえば、ICカードタイプは、カードをタッチするだけでロックの解除・施錠が可能です。一方、スティックキータイプは、キーを差し込み、SECOM表示のボタンを押すことで警戒開始/解除の音声メッセージが流れ、操作を行います。お客様のニーズやシステムに応じて、最適なタイプが選択できます。

セコムの入退室管理システムでは、複数種類のICカードを併用できる柔軟性も持ち合わせています。セコムが提供するカードだけでなく、お客様が既に使用されている社員番号データなどが書き込まれたICカードも運用可能です。これにより、既存のシステムとの連携もスムーズに行えるでしょう。

カードの種類 主な操作方法 対応システム例
ICカードタイプ カードリーダーにかざして施錠/解除 入退室管理、ホームセキュリティ、オフィスセキュリティ
キータイプ(スティックキー) キーを挿入し、ボタン操作で施錠/解除 ホームセキュリティ(ライフカードなど)

セコム ホームセキュリティ カード

セコム・ホームセキュリティをご利用のお客様には、「ライフカード」と呼ばれるセコム専用のキーが提供されます。通常、ご契約時には4本が支給されることが多いです。このライフカードは、複製が非常に困難な特殊なキーであり、高いセキュリティレベルが維持されています。

セコムのホームセキュリティは、防犯、火災監視、非常通報の3つの基本サービスを軸としています。これに加えて、ガス漏れ監視、救急通報ボタン、さらには室内の人の動きをセンターで確認する「安否みまもり」など、3つのオプションサービスを組み合わせることで、よりパーソナルな安全を提供しています。

戸建て住宅はもちろん、マンションや集合住宅、ご両親の見守り、そして住宅兼オフィスといった多様な住居タイプやご家族構成に合わせて、最適なプランが用意されています。これにより、一人ひとりのライフスタイルに合わせたきめ細やかなセキュリティ対策が可能となっています。参照: セコムホームセキュリティ

セコム オフィス カード

セコムのオフィスセキュリティにおいては、カードキーや暗証番号による電気錠・電子錠から、生体認証を用いた高度な入退室管理まで、幅広いニーズに対応したシステムが提供されています。これにより、企業や施設の規模、求められるセキュリティレベルに応じた最適な選択が可能です。

特に、入退室管理システム「セサモMCII」は、ICカードによる厳格な入退室管理を実現します。このシステムは、セコムの多様なセキュリティシステムのカードリーダーなどにも接続して使用でき、屋外への設置も可能です。さらに、セコムIDカードサービスでは、社員証とICカードを統合したソリューションを提供しており、勤怠管理システムとの連携や、スマートフォンをカードとして利用できる「セコムスマホID」も導入されています。これにより、鍵の厳格な管理と操作履歴の把握が容易になります。

メモ
「セコムスマホID」は、入退室管理システム「AZ-Access」や「セキュリロックⅣ」の認証方法として選択できます。これにより、物理カードがなくてもスマートフォンで入退室が可能になり、利便性が向上します。

セキュリティカードの管理とトラブル対処法

  • セコム カードキーとICカード
  • セコムセキュリティカード 登録
  • セコムセキュリティカード 紛失時の対処法
  • セコムセキュリティカード 再発行の手順
  • まとめ

セコム カードキーとICカード

セコムが提供するカードキーの多くは、ICカードキーと呼ばれる非接触型のタイプです。これらのICカードは、FeliCaやMIFAREといった主要なICカード規格に対応しているものもございます。

セコムIDカードサービスでは、FeliCaに対応したセキュリティシステムが提供されており、入退室管理システムやオンライン・セキュリティシステムに対応しています。また、お客様が既にお持ちのFeliCaカードを使用する場合でも、発行仕様について事前の打ち合わせを行うことで、既存のカードをセコムのシステムに組み込むことが可能です。さらに、電子マネー楽天Edy付きのIDカード発行も選択できるため、カードの多機能化も図れます。参照: セコムIDカードサービス

セコムセキュリティカード 登録

セコムのセキュリティシステムを、お客様が発行されたICカードで操作することも可能です。既存の社員証や学生証などのICカード(FeliCa、MIFAREに対応)を使用して、セコムのセキュリティシステムを操作できるよう、登録作業が行われます。

セコムIDカードサービスでは、ワイヤレスICカードを使用した社員証(IDカード)を発行し、そのカード管理機能をクラウドで提供しています。お客様所有のパソコンにカードデータ管理ソフトをインストールすることで、入室資格者の登録や変更などが容易に行えるようになります。これにより、1台のパソコンで最大300拠点、10,000枚のデータを一元管理することも可能となり、管理の効率化に貢献します。

セコムセキュリティカード 紛失時の対処法

セコムのセキュリティカードを紛失してしまった際は、まず冷静に行動することが重要です。紛失が発覚した直後に取るべき行動は、主に以下の3点となります。第三者による不正利用を防ぐためにも、早急にカードを無効化する手続きが必要です。

もし会社で非接触型のICカードタイプのセキュリティキーを紛失した場合は、まず直属の上司に報告し、その後、セコムへ連絡して現場に来てもらう必要があります。紛失したセコムカードを無効化することにより、そのカードが会社のドア開閉やパソコンログインに利用されることはなくなります。

緊急対応
カードの紛失が判明したら、速やかに契約先の管理窓口またはセコムのサポート窓口に連絡し、カードの無効化手続きを進めてください。個人での判断で解除を試みることは避けましょう。

セコムセキュリティカード 再発行の手順

セコムのセキュリティカードの再発行を依頼する際には、セコムのサポート窓口に連絡し、契約情報と一致する内容を正確に伝える必要がございます。法人契約の場合や、ビル管理会社を通じている場合は、その契約先の管理窓口経由で申請することもあります。

再発行の申請は、原則として契約者ご本人、またはあらかじめ登録された管理者のみが行えます。再発行にかかる時間や費用については、セコムのサポートセンターに直接お問い合わせください。一般的に、カード1枚あたり500円〜2,000円程度が目安となる場合があります。新しいカードが届いたら、正しく登録されているか動作確認を行うことが大切です。

「新しいカードが届いたら、すぐに使えるように確認しておこう!」

「そうですね。万が一の不具合を防ぐためにも、動作確認は忘れずに行ってください。」

まとめ

  • セコムセキュリティカードは、専用リーダーにかざすだけの非接触式カードです
  • 企業や施設では入退室管理や就業管理と連携し、業務効率向上に貢献します
  • 既存のICカード(社員証など)をセコムシステムに活用することも可能です
  • 施錠時は戸締まり確認後、ICカードをカードマークにかざし、40秒以内に室内を出ます
  • カードをリーダーにかざす際は、1〜2cmの距離で約1秒間かざすのが正しい使い方です
  • 解除も同様にカードリーダーにかざすだけで簡単に行えます
  • 解除成功は音やランプの変化で確認できます
  • 警報音が鳴った場合、40秒以内に解除しないと異常と判断されます
  • セキュリティカードにはICカードタイプとスティックキータイプがあります
  • セコムホームセキュリティでは複製困難な「ライフカード」が提供されます
  • セコムオフィスセキュリティでは多様な入退室管理システムが利用可能です
  • セコムIDカードサービスは社員証とICカードを統合し、クラウドで管理します
  • 既存のICカードをセコムシステムに登録することも可能です
  • カード紛失時は、第三者による不正利用を防ぐため早急な無効化手続きが必要です
  • 再発行は契約者または登録された管理者のみが行え、費用が発生する場合があります
  • 新しいカード到着後は、必ず動作確認を行いましょう